CUBIC撮影補助システム
より精細で、より綺麗な3Dモデルを作成するために作成した
CUBICオリジナル
撮影補助システム
遺構、遺物の3Dモデルを作成する際に必要な写真を、モデル作成に最適な撮影するために開発したCUBICオリジナル撮影システムです。
- 俯瞰撮影システム
- 回転撮影システム
撮影補助システムの種類
俯瞰撮影システム
最長6mの長さまで伸長する、ハンド保持で移動しながら遺構や遺物出土状況を高所から撮影するシステムです。
(実用新案取得済み)
回転撮影システム
カメラが遺物周りを回転して撮影する、SfM-MVSソフトウェア(別売)に使用する写真撮影に特化した撮影システム。
(特許取得済み)
俯瞰撮影システム
ポールは6mの長さまで使用でき、ハンド保持で移動しながら、遺構や遺物出土状況を、真上、あるいは高所から撮影できます。
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写真撮影
俯瞰撮影システムを用いて、遺構全体を効率的に撮影します。
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遺構3Dモデル作成
SfM-MVSソフトウェア(別売)を用いて、撮影した複数の写真をもとに、遺構の3Dモデルデータを作成します。
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遺構3Dモデル編集
トータルステーションの測量データを用いて公共座標変換し、平面や断面のオルソ画像を作成します。
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デジタルトレース
トータルステーションの測量データを用いて公共座標変換し、平面や断面のオルソ画像を作成します。
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特徴1
高強度・軽量なカーボン製ポールで、ブレを抑えた撮影ができます。
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特徴2
電動雲台により、カメラ方向を自在に変え、撮影できます。
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特徴3
接地プレートにより、ポールを安定して保持できます。
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特徴4
Wi-Fiカメラを使用して、タブレットで視認しながら、高所撮影できます。
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特徴5
ドローンが飛ばせない場所でも、資格・認可の申請なく、撮影ができます。
回転撮影システム
"SfM-MVSソフトウェア( Metashape※など、別売)に使用する写真撮影に特化した撮影システムです。
※ MetashapeはAgisoft社の登録商標です。
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写真撮影
3D回転撮影システムを用いて、遺物の全周撮影を行います。
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遺物3Dモデル作成
SfM-MVSソフトウェア(別売)を用いて、撮影した複数の写真をもとに、遺物3Dモデルデータを作成します。
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遺物3Dモデル編集
遺物3Dモデルデータに、スケールを与えた後、6面展開画像や断面画像を作成します。
6面展開図だけでなく、土器向けの水平展開図、扇形展開図の作成も行い、実測図の作成を支援します。
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デジタルトレース
6面展開画像はじめ、各種展開画像をデジタルトレースすることで、遺物実測図の作成を行います。
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特徴1
手ブレのない、鮮明な画像を撮影するため、カメラは固定設置させてリモート撮影できます。
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特徴2
3Dモデル化に重要な隣接画像とのオーバーラップを確保するため、目盛による均等角度の撮影ができます。
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特徴3
隣接画像との上下オーバーラップを確保するため、カメラスタンドでカメラ高さを自由に調節できます。
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特徴4
転倒による破損を予防するため、被写体は固定台上に設置し、カメラが周る機構になっています。
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特徴5
撮影→3Dモデル作成→展開画像作成の全行程で、被写体を外部に持ち出す必要がないため、紛失対策になります。